コミケ55日誌
98/12/29〜98/12/30 東京ビッグサイトにて。

コミケ55日誌・準備〜出発篇
「間に合わない…!」と思ったのはコミケへ出発する3日前。
FC98V13 のAVG2特集。一部の曲を除いて86版はほとんど終っていたのだが
ノーマル音源版に思った以上手間取る。
12月頭までは戯画本にかかりっきり、でその後はずっとバイトに出ずっぱり
だったのと、毎日帰りにDDRしてたのが原因な事は明白(笑)
というわけで、時間を逆算しながら製作したFC98V13だった。解説コメントが
使い回しの手抜きなのはこういった理由による自分の責任です。申し訳無い。

28日朝、出発。結局完徹だったので毎冬コミで集合に遅刻するジンクスがあった
私だが今回は6分で済んだ(^^;
行きの道中は高速も空いていたし、天気もよく快調。車の面々も日本サンライズ総合
研究所のかとうたかし、スーパーロボット総合研のさとうひくし(以上一日めサーク
ル)でドライバーのどるふぃん(IRON GEARは今回落選)の長年の付き合いの4人で
退屈もしない。

いつも利用している門前仲町のホテルへ到着したのは午後4時。
仲間うち(6人程度)で回るサークルの分担を相談するのが恒例なのだが
時間が空いたな、と私は外出、DDRを踏みたくてしょぅがなかったので(笑)近辺の
ゲーセン探索に出かけた。ちょっと離れている所にようやく一件発見。
早速プレイ…400円を投入しanother doubleを踏もうと↑↑↓↓↑↑↓↓「チャリラ
ーン」←→←→「………」………。ん?

    なんとそこのDDRは旧バージョン!

しばらく固まっているとanotherの2Pがスタート(笑)。
おもむろに後ろに並んでいた青年(もちろん見知らぬ人)に
「コマンド間違えてもうた…かたっぽやれへん?」と無理矢理付き合わせる。
「anotherあまりやったことないんですけど…」
「大丈夫、俺クリアするから(笑)」
とプレイ。しかもなんとここのhardは5曲設定。旧バージョンだとカンフーをぬかすと
全部やらないといけない状態に。
結局 Aバタ-Aレツゲ-Aビジ-Aビッチ-Aパラ と一通りプレイ。
やはりいつのまにかAビッチはなんとかクリアは出来るようになってたのか(笑)。
死ぬ…5曲設定は辛い…と終った後「無理に付き合わせてごめんねー、お疲れさん」と
自分は台を降りたが彼はもともと並んで待っていたのでそのまま次のプレイへ。
doubleをスタートしていきなりDバタで死んでいた(笑)
「疲れさせてしもたかな、ほんまごめん」と少し話をして別れて宿へ戻った。

夕方、食事にみんなでまた外へ出たので食後、改めてダブルを踏むのじゃー、と
再びそのゲーセンへ。
どるふぃんと並び、自分はdoubleやるから、とどるふぃんに先を譲る。自分の番がきて
再び400円を入れコマンドを………コマンドを………
はっ!足が勝手に↑↑↓↓↑↑↓↓と動いている!(笑)
同じ失敗を2度もやっちまった…とどるふぃんを呼ぼうとすると居ない(^^;
仕方なくまた側で見てる見知らぬ兄ちゃんに、「横やっていいですよ」と声をかけた。
すると1曲めのAバタで「こんなの出来ねぇよー」と逃げ出す始末(笑)。
後ろに振り返ると女の子2人連れが並んでいた…。
「良かったら…どうぞ」(いきなり紳士的言葉使いになる自分(笑))
女の子は「なにこれ難しい〜」とか言いながらも2人交代交代に2曲ずつ踏んでいた。
AビッチとかAパラも(笑)。
「難しいのんばっかですみませんでしたねー」と台を降りて
「いえいえ、練習になりました」とか言われたけど自分は(いや、たぶん練習にも
なってへんやろ(笑)…)とか心の中で思いつつゲーセンを後にするとどるふぃんに
「君がこういう事する奴やったとはなぁ」とかツッコまれて
……?
    もしかして俺、DDRナンパしてた?

とかようやく自覚(^^;
「また同じ失敗して…ってだいたい君おらんかったやん」
「いやー、トイレ行って帰って来たら女の子と踏んでるからいつのまに!とか
思ったんやけど」
よけいな御世話でそのまま遠くから見守っていたらしい(笑)。
宿に戻ってからもそれをネタにいろいろからかわれた(^^;
…まぁ旅の恥はかき捨てという事で。
(続く)


コミケ55日誌・1日め篇
さて、1日め。本日は日本サンライズ総合研でダイターン3本の新刊、バーンガーンの
コピー誌、で委託の戯画大事典が新刊である。今回は自分の関係したサークルの中でも
最大の搬入量になっており、着いたとたんその箱の山に途方にくれた(笑)。
「す、座る場所あれへん…」
幸い島角の合体スペースだったので箱は足元にやってなんとかなったが箱を開けて
戯画本の厚さに目眩がした。1箱に60冊しか入らないとは…(^^;

一日めは売り子担当だったので暇が多く(^^;コブヘーさん、CHROさん、おがーさん等
いろんな人と話す時間があって充実していた(笑)。
自分で回ったサークルはナノセイバー関係とかそのへんぐらい。

この日は時間が出来たので西館へコスプレ見物へ行く。有明になってから初めてだなぁ
…最近「あれ何のコスチューム?」とかいうのが増えて来て歳を感じる(^^;
本日一番気に入ったのはなんと「ポップンミュージック」7人衆。
ピンクのアフロが居るな…あれ何だろうとよく見たらバンブー(ディスコキング)。
隣にはシャネル(ディスコクィーン)、ニャミとミミ、リエちゃん(ポップス)、
オリビア(レゲエ)、神風トオル(アニメヒーロー)と通な人選(笑)。
どるふぃんがカメラを向けるとちゃんと勢揃いでポーズをとってくれた。

コスプレと言えば自分は今回両手のDJリングとキャップ、カバン2つに腕時計、
ストラップにTシャツ(これは下に来てるだけだったけど)全部ビートマニアグッズ尽
くしで身を固めていたらどるふぃんから「ビートマニアコスプレ」呼ばわりされた。
本当にやるんだったらジャムおじさんかDJナインティの方がいいかなぁ(笑)。
あとは女性だったら誰も知らないクラブのオーナー(1stで登場)とか。

終ったあとは在庫の山を翌日の自分のサークルへ運ぶ。
残り全部はとてもさばけないだろうな…と少々憂鬱(^^;

宿に帰るとどりどりやむらっちが到着していた。むらっちを連れまたゲーセンへ。
ようやくdoubleを踏めた(笑)。3日ぶりのダブル…5曲はしんどいけどなんとか最後まで
プレイ。気付いたのは旧Dパラは今のDパラと若干譜面が違っていた事ぐらい。
(続く)


コミケ55日誌・2日め篇
 いよいよ本参加の日。午前中はほとんどスペースに居れないのは覚悟していたが
その理由よりは、在庫の量と混雑のせいでスペースに2人居るのが辛い状態(^^;
人のふり見てわがふり直せ…か(謎)。
意外とFC98V13の需要が減っていない事を痛感。今まで70部前後だったので今回は
50部作っていたのだが、早い内に完売してしまった。今回予約も取ってなかったし
申し訳無い…。皆まだ86ボード大事にしているんだなぁ。再版は多めに作ろう…。
この日はCHROさんに優香&綾子ドールを貸して頂き、スペースの売り娘としてディ
スプレイしていたが、一度机がドカッと揺すられて綾子が転落(^^;扇子を紛失して
しまいむらっちと二人必死に探したりしていた(笑)。
この日の訪問者はCHROさん、灼箸さん、そうくん、なぎさん(差し入れどもです)。
他、名前の分からない方が何人か(^^;(特に最後にDDR本の話をしてくれた方が不明、
時間が押していたので先に帰ってしまってすみません)
戯画本の残りは約3箱(^^;車には積めないだろうと犬で送り返した。

帰りはそのまま某イベントへ。遅刻して入ったが他の人も大慌てで走っているのを
見て「やっぱ間に合わんよな〜」とか思いながら着いた。意外に空席がたくさん
あったなぁ…。みんな疲れてキャンセルしたのか(笑)。
とりあえず完全に台本どおりの司会進行とジャリズムの噛み合わなさに失笑。
渋チュの続きをみているような感覚だった。あくまでライブが中心で、主役級声優
3人も呼んでるに係らずそれはオマケでしかないという構成に心意気を感じる(笑)。
ライブ自身はもう、生バンドのパワー炸裂しまくり。個人的にはテクニカルパワーの
ソロはギターでやって欲しかったかなぁ。(たぶん無茶)

終った後は宿へ戻りもう一泊するどるふぃんとかとうたかし氏と3人でひっそりと
打ち上げ。居酒屋で回りの人がみんな関東弁なのに今更ながらここは東京なんだなぁ
と実感しながら今回のコミケや今後の活動予定を話していた。
(続く)


コミケ55日誌・帰還篇
31日、一泊して疲れを取った後、ゆっくりと大阪へ帰る。今回は不参加のとにぃ
(ちなみに彼の誕生日は大晦日)から「ジャブローで忘年会やる〜」との連絡で
そのままジャブローへ直帰(笑)。
集まれる人間だけ集合してみんなでカニ鍋をつつく。凄い量のカニを火炎味噌氏が
奮発してくれたので部屋&体じゅうにカニの匂いがしみつくぐらい食った(笑)。
その後は年越しDDRを目論んで天六のゲーセンへ、正しくとにぃと2人でmaniacを
踏んでいる時に年明けを迎える。今年もヘビーな年になりそう。
という訳で

    みなさん、冬コミ御疲れ様でした。 &

    新年明けましておめでとうございます。
    本年もよろしく御願いします。
    1999年が、皆さんにとって充実した年でありますように。

            *2,@DFC "Firecracker" CHEMOOL Jan.1999

で、ついでに日誌のオチ。年があけてからやっと自宅に戻った私と両親との会話。
「送られて来たアレ、売れ残りか?」
「…うん」
「お年玉はちゃんとやれよ、お前4人の叔父さんやねんぞ」
「…確かに(笑)」

(おしまい)


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